- アンコール・ワット寺院の朝焼け、盗っ人サル
- アンコール・トムのKissing Buddha バイヨン
- 寄生樹と古代遺跡 タ・プローム
- おしゃれクメールフュージョン料理、チャンレイツリー
- 国際色豊かなパブストリート
前回の記事の翌日、朝4:50、チャンラさんは現れた。
アンコールワットとアンコールトムなどの周辺の遺跡をめぐる1日ツアーのはじまりである。
ねむいである・・・。真っ暗だし。
アンコールワットの見えるところまで車で10分ほど。
そこからまた歩いて10分弱。
既に人々が集まってきている。
見えないんだけど。笑
ちょっと、花火大会みたいな感じです。
見えますかー? |
待つこと50分くらい。やっと明るくなってきた!
ほんのりワット |
本当に暇だったよ。
眠いし。
やっと明るくなって、思わずサンライズヨガーとかいって 遊んじゃいました。
周囲の視線…(自分見えてないから楽しそう) |
もういっちょ~ |
種明かししちゃうと、こんな感じです。
写真で見ると湖みたいに見えたけど・・・
実際は、小さい池の前に押し寄せる人の波。
ご来光~ |
でもやっぱり遺跡の影から現れた朝日はきれいでした。
この日の朝焼けは晴れていましたがそれほどきれいな部類では無かったようで
きれいな日は本当に空一面濃い赤になるようです。きれいだろうなぁ。
雲がとてもきれいでした |
帰り道の堀が、朝もや立ち込めてとてもきれいだったのでパシャリ。
(下の写真)
朝もや |
空と水面と緑と・・・
アンコールワットが都だった頃とだいたい同じ景色なのかなと思うと
なんだか不思議な感じです。
朝もやの反対側。空気きれい |
いったんホテルに戻り、朝食タイム。
9時にチャンラさんが再びお迎えに来てくれ、ツアー再開。
入り口 |
アンコールトムはアンコールワットよりずっと大きく、一辺3kmの城壁で囲まれた城塞都市だったのだそうです。
アンコールワットはお寺。
アンコールトムは城塞都市。
砂岩に彫刻を…という説明 |
山の方にある石を切りここまで運んだのだとか。
建物の構造体になる石は固く、彫刻が掘られる石は柔らかい砂岩。
テコの原理を使って・・・
と、レプリカの道具を使いながら説明するチャンラさん。
バイヨンだよ~ん |
そしてこれが、有名なバイヨンです。
額縁のような扉が印象的です |
10時前だけど観光客がたくさん。
たぶん、みんな早起きして日の出を見た人たち。
熱い説明を繰り広げるチャンラ |
壁のレリーフについて説明するチャンラさん。
「戦争に向かう戦士の様子です。
髪型や装備が、クメール人とタイ人と中国人で違います。」
ホントだ!よく見ると中国っぽい装備の人たちも。
Kissing Buddha |
Kissing Buddha (キスする仏さま)だって。
かわいい!
実は遠近法を使ってブッダとキス写真というのが
おなじみの写真構成らしく、チャンラさんに勧められるままに撮りました!
さて、その次に向かったのは映画「トゥームレイダー」のロケ地としても有名なタ・プローム(Ta Prohm)。
3月のカンボジアは乾季にあたり、道が乾いているからといって
混んでいる表参道ではなく、裏参道からアプローチ。
私たちしかいなくて、となりのトトロの裏庭ような世界。
古代遺跡を自分たちだけで散策、素晴らしく贅沢な時間でした。
門が大きくて…こびとのようだ |
境内に入ると他の観光客の人たちもいて大賑わい。
この寺院は樹木で有名ですが、建物のレリーフもすごい。
素晴らしい彫刻 |
すごい!白いぞーーーーー。
ガジュマルの木です。
寄生樹ですが、寄生しなくても育つらしい。
すごい生命力で、寺院の壁や屋根が侵蝕されて倒壊してしまうのが問題だとか・・・。
目を見張る美しさの巨大樹と古代遺跡のコンビネーションにはそんな問題も併存していたのですね。
ちょっとワルモノっぽくない? |
すごい、なんでこんなにダイナミック |
13時頃遅めの昼食。
ツアー客の昼食所になっているようで観光客ばかり。
日本人的には、ダシがたりない、やさしい味 |
クメールヌードル。
味は、見た目と同じです。
何ともいいがたいです。
観光地なんだから、期待しちゃだめ。
EUっぽい人たち、韓国人、日本人などなど国際色豊か |
いろんな国の人がいる食堂。
元宗主国だけあってフランス人の観光客は多いように思いました。
昼食後はアンコールワットに戻り、いよいよ境内に入ります。
アンコールワットの中心にある塔には登れるのですが
神聖な寺院なのでノースリーブ、丈の短い短パンなどは禁止!(注意)
なんとーーー!!!羽織るもの置いてきちゃったよーーーーー。
友人Sのショールを借りるも「NO」
ここまで来て登らで帰れるか!
前に並んでいたお兄ちゃんのウィンドブレーカーを
「貸して!!!」とお願いして貸してもらい、やっとこさ登る私。
わっせ わっせ
とにかく暑いんでウィンドブレーカーなんて着て塔を登ったら汗だくですよ。
お兄ちゃん…すまねえ、本当にごめん。
頂上に着いた所でウィンドブレーカーをお返しし
友人Sのショールに切り替えました・・・。
なかなか傾斜が急でドキドキ |
それほど高くないですがアンコールワットの境内と、堀の方までが見渡せます。
ちょっと煙ってるのは乾季に行われる焼き畑のせいだとか。
伽藍頂上からの眺め1 |
こうしてみるとアンコールワットは結構崩れているところがあるように見えますね。
クメール・ルージュが政権を追われて立てこもった際に仏像などが破壊されたとか。
いろいろなところが修復されていました。
伽藍頂上からの眺め2 |
頂上はとにかく暑かったけど一通りアンコールワットのレリーフなどを満喫。
下に下りてから、アンコールの本当に本当の中心、というポイントにカメラを置いて友人Sとチャンラさんと記念撮影。
「ここがアンコールワットの中心でーす!」
天上の線と線が交差するところが、中心 |
チャンラさんはとても丁寧に説明をしてくれます。
中庭にある4つのプールの意味(忘れたけど)、レリーフの説明などなど。
サルさん1 |
寺院を出てから西門に向かって歩いているとサルが!
バナナを盗ってむさぼっている!!!!
サルさん2 |
悪いサルだけどかわいいー!!
近づいたら攻撃してくるから近づけません。
サルさん3 |
へへへ、でもかわいいな。
アンコールワットを出て車に乗ると、もう夕暮れの時間。
今朝の朝日のように、また夕日もとても赤い。
シェムリアップでは毎日、朝日があって夕日があって1日が終わるのかな。
東京やシンガポールでは見れないから、そういうの、何かいいですね。
仕事が終わって、落ちてく夕日見ながら「家に帰って夕食だー」みたいな感じ。
赤い夕陽、家路につく人々 |
ここからは夜ごはん&パブストリートのレポートです。
Chanrey Tree Restaurant
Address: Pokambor Ave, Krong Siem Reap, Cambodia
Phone: +855 17 799 587
いでよ、おしゃれカンボジア料理!
食道楽のKJさんがつい1ヶ月前にアンコールワットを訪れたというので
この旅行の食事は主にKJさんのオススメに従ってプランニング。
東南アジアっぽいエントランス。
メニューもカンボジアフュージョンです。
でもカンボジア料理って、中華+タイ+ベトナム+ちょっとインド風、みたいな。
いろんな国にちょっとずつ似ているようなものが多かった印象です。
タイやベトナムや、いろいろな国と交わりの多かった地域だけに納得ですね。
どれも美味しかったです。
でもデザート美味しかったな。Khmer Delicacy。
ココナッツアイスとタロイモのボール&パイナップルジャム。
お会計は1人2,500円程度だったと思います。(お酒あまり飲んでない)
バイク、プラスチックの椅子、蛍光灯とフードスタンド |
腹ごなしに夜のシェムリアップを散策!
いいですね、こういう露店。
バイクの多さだけでなく露店の感じも、ベトナムに似ている。
ヌードル屋さんはどの国でも人気 |
学生さんかな、若い人が多かったです。
そういえば・・・
この国のびっくりポイントとして、バイクの運転免許に年齢制限がない。
っていうか免許がない?んだっけ。
小学生もバイク運転してたりして衝撃!!!!!!
多くの小中学生は通学時には自転車に乗っていましたが、
夜になるとたまに家の誰かのバイクを借りてるっぽい子も。
まぁ、若いから反射神経よいし、問題はないのかもしれない。
いや、どうだろう。
右手に角質を食べる魚の水槽が…ちょっとこわい |
おみやげを売っている通りをちょっと歩くと
連日連夜 観光客でにぎわうというパブストリート。
ここがパブストリートの入り口でーす。
パブストリート、裏から見たら TEERTS BUP |
ネオンライトがまぶしい。
いかにもバックパッカー街。
テンプルマッサージに行きました |
Temple Massageとか、笑。
レストラン、パブ、マッサージ屋さんが立ち並び音楽が鳴り響く・・・
ここで一日の疲れを癒やそうと足マッサージにトライ。
まぁまぁ気持ちよかったです。
こういうのって同じお店でも当たり外れがあるのでなんとも言えないですね。
ジャパニーズの隣はテキサス風メキシカン |
ジャパニーズレストラン、Tex Mex、コリアン etc...
レストランも国際色豊かです。
日本酒、北雪が置いてあるのだろうか。
すごいなぁ こんなところにも北雪。
(佐渡島ゆかりの者としてのよろこび)
色鮮やかなバッグたち |
こちらはパブストリートの周りにあったおみやげ屋さん。
テーブルクロスやバッグ、アラビアンパンツなどなど・・・。
煌々と明るいおみやげ屋さん |
昨夜のオールド・マーケットとは、うって変わって
なかなかのにぎわい。
この日は、きれいな緑のアラビアンパンツを買って帰宅。
明日は、プレアヴィヒアへ遠出です。
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