ドバイで知り合ったオーナーとシェフが故郷インドネシアのバリ島で開店したというこのお店。
おしゃれなショップやカフェが立ち並ぶスミニャックの一角にあり、
例えるなら《不思議の国のアリス in Bali》なお店!
テアトロ・ガストロテーク
Jalan Kayu Aya Blok C No. 1-2, Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali 80361, Indonesia
+62 851-0170-0078
1)スミニャック散歩
ちょっとブレてますが、予約まで少し時間があったので
KJさんとKちゃんとスミニャックを散策。
おしゃれだけど、やっぱりバリのローカル感も残るスミニャック |
こんな感じの路地を行くと、おしゃれなカフェ!
壁から植物ワサー!建築家やデザイナーが手掛けていそうなお店が立ち並びます |
奥のほうにあるカフェは桟敷(さじき)というかスタジアム形式になっていて初めて見るカタチ!
みんなが中庭を向く席になってるんですね。
おもしろいー。
実は隣の店のBBQの匂いがただよって、スモーキーであった |
中庭でゴロゴロする人たちもいて、とってもリラックスした雰囲気♪
ただ、ここはカリフォルニアやハワイではないので
めちゃ、あちぃーよ!(気温&湿度)
ということだけはお伝えしておきましょう。。
2)いよいよガストロテークへ
Quated from http://www.thebalibible.com/teatro/ |
インテリアもかっこいいです |
店内入り口すぐに飾られていた本には
ガストロテークの紹介文が。
日本人とわかるや、日本語のわかるお兄さんが私たちにサーブしてくれました。
メニューは全てコースで5種類、IDR800,000(日本円で6,000+円程度)からIDR1,400,000(日本円12,000円程度)まで。他にベジタリアンコースもあります。(メニューはこちら)
メニューは3ヶ月ごとに入れ替えになるそうです。
今回はお兄さんに、いろいろコースの違いを質問したりして・・・
私たちはIDR1,200,000の”Teatro Degustation Menu”を選択。
3)全8品+ Degustation コース
3個ていうのが、見た目にもかわいいですね |
アミューズは3品。
じゃがいもとビーフのスナック。
ハワイかカリフォルニアか |
アミューズ2品目。
これはスパイシーなカレーというか、インドネシアっぽいスナック。
海辺の貝殻かヒトデのような雰囲気のプレゼンテーションが素敵です。
下のプレートもかっこいい |
アミューズ3品目。
これは甘酸っぱいクランベリーだっけな、のパンナコッタ風。
オレンジも効いていて、スパイシーの後にさっぱりして良い!
右手が、中毒性の高いガーリックバター |
こちらは…パン。笑
いつもコースの時はあまり食べないのですが・・・
この、ガーリック&チリのバターが美味しくて!!!!
パンその物も、おいしいです。
でもこのガーリックバターつけたら止まらないんだよぉおお。
ちなみに唐辛子は日本産の唐辛子だとか。
こんなのペロリですよ |
アミューズ4品目、かぼちゃ。
かぼちゃのスープ好きなんですよねー。
普通に美味しくいただきました。
このね、ハーブがはじめて食べる味。
さっぱりしてちょっと酸味がある感じかな、おいしいです。
ぺろり。
バジルのソルベ、初体験 |
2品目、トマト。
バジルソルベにグリーンアップル、その下にトマトのペースト。
ドライトマトを使ってるからか、ちょっと梅干しっぽい。
このトマトペーストは、日本人としては馴染み深い風味でした。
うどん、丸亀製麺が大好きな日本語堪能サーバーのお兄さん |
でね、演出がとってもおもしろいんですよ!
モクモクしたガラスの瓶を持ってきたお兄さん。
しゅわわわー |
霧と一緒にスープが注がれる様子は
おとぎ話のようにメルヘンチック!
かわいい!!メルヘン者(注:コジコジより)にはたまらん!
ちょっと写り方が暗くなっちゃいました |
いっちょできあがり〜♪
なんだか不思議の国のアリスの世界みたいですね。
いいね、ビビッドで。オクトパスはロックじゃないとね |
3品目、タコ。
タコの下の真っ赤なのはスイカです。
チャコールグリルかな、香ばしく仕上がったタコに
スイカの甘み、松の実の風味、なにこれおもしろい。
エビちゃんはメルヘンですよね |
4品目、エビちゃん。
またもメルヘン!かわいいーーーーーー!!!!!
エビが…どこかの庭のアーチのようになっている!
スープに漂うエビちゃん |
こちらもスープが入るとこんな感じです。
このビジュアル、センスあるなぁ。
これをキッチンの若いインドネシア人のシェフ達がやっているんですね。
すごいクオリティ、バリはお供えものの文化が強いから
そこで盛り付けの美的センスが養われているのか・・・
とか思ってしまいました。
味は見た目と裏腹に、確実においしい味。
ダシとエビのプリプリ。
黄色のソースが良かったです、エビかロブスターかな、の風味 |
5品目、サカナくん。
たしか地魚。あー名前忘れてしまった。
おいしい、おいしいです。
手前のブロックは里芋 |
6品目、ホタテ。
これは・・・蓮の池ですかね。
余白の使い方も、とてもアジアっぽいというか、日本っぽいというか。
ふっかふかのホタテ! |
ホタテ、大きいです!
表面だけこんがり、中はふっくら。
おいしかったなぁー、このホタテ。
しかしこんなに肉厚な貝柱を持っているなんて
生前はさぞかし立派なホタテ貝だったであろう。
おいしかった、ありがとう!!!
岩?いえいえ。グラニテ |
隕石?
小休止、メインの前のお口直し、グラニテです。
外と中の、このギャップがたまらんですね |
タピオカとシロップのバブル
グラニテはゆずとライチ。
これは、私の好みから見ると、ちょっと単純に甘すぎました。
これは普通においしい家でも作りたい |
7品目、かぼちゃ。
かぼちゃのリゾット。
くるみと一緒っていうのがたまらないですね。
WAGYUだよ WAGYU |
8品目メイン、和牛のステーキ。
おいしー!!!
メインになっても、いまだプレゼンテーションにこだわってます。
片栗粉とオレンジの飴が縦に置かれているの、見えますか?
クラシックなステーキが、一気にモダンに、笑。
どこで買ったお皿かなぁーステキ |
ついにデザートに突入!
いやー食べきったよー!!!
どれも美味しかったし、美しくて楽しかった。
一皿にいろいろな楽しみが詰まっています |
バニラアイスとマスカルポーネ、
そしてチョコの下にひかれているのはコーヒースパゲッティ!
デザートも楽しませてくれます。
3人とも大満足♪ |
あーお腹いっぱいー!
食後のお茶、コーヒーもいただいて、じっくり4時間。
4)ガストロテークのいろいろ
日本語の得意なインドネシア人のお兄さんは、愛知県に3年ほど仕事で住んでいたそうです。その後、インドネシアに戻って別の仕事に着いたものの、クルーズ船のサーバーとして働きたいと思い、ガストロテークでアルバイトとして働き始めたそうです。
数ヶ月の試用期間を経て、社員としてのオファーをもらったものの、自分に自信がなかったのでもう数ヶ月アルバイトとして勤務し、今年の4月から社員としてサーバーをしていると言っていました。
他の人達も、いろいろな夢があって、このお店は社員の育成に力を入れていて、いろいろ勉強ができるのがとても良いと言っていました。
ワインの勉強もしているそうです。
若いシェフ達も、皆インドネシア人で学びながら働いているとのこと。
料理も、サーバーの雰囲気も、生き生きとしていて、とても良いお店でした。
バリ島に訪れたときはぜひガストロテークにも足をのばしてみていただければと思います。
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