”かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地である。「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されている。また、ルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家のエル・グレコが活躍した町としても有名。” (Wikipedia)
またスペインカトリック教会の総本山として長く栄えた街でもあるということで、街と大聖堂を見るべく1日のDIYデイトリップを計画、今日はその旅程をご紹介します♪
目次
1.アトーチャ駅でチケットを買う
2.トレド到着 1日観光ツアーに申し込む
1.アトーチャ駅でチケットを買う
マドリードの南西71Km、高速列車AVANTで30分の距離にあります。高速列車AVANTはマドリードのアトーチャ駅(Atocha)から1時間に1本程度の間隔で出ているようでした。日本の新幹線のようなものですね。値段は往復で25€程度でした。
アトーチャ駅には1892年完成の旧駅舎が残っており、今では植物園風にリノベーションがされてお洒落になっています。少し時間に余裕を持って行くと旧駅舎も楽しめますよ♪
From http://www.renfe.com/EN/viajeros/horarios.html |
チケット購入はインターネットでも可能ですが(サイトへのリンクはこちら)私は駅の券売機で買いました。
Quoted from http://travel.thetrainline-europe.com/train-from-barcelona-to-madrid/ |
これが高速列車の券売機です。
マドリードートレドの往復チケットを購入することができます。片道か往復かの選択、行き先、時間、座席…と過程が長いので機械に弱い人や英語で全てやるのは難しいと感じる場合は有人窓口での購入が良いと思います。
ただし窓口は銀行や郵便局のように番号札順に呼び出されるシステムで、かなり混雑していたのでアトーチャ駅には時間に余裕を持って到着する事をオススメします。
From http://www.renfe.com/EN/viajeros/horarios.html |
アトーチャ駅はなかなか広いので自動券売機 / 窓口に関わらず、少なくとも予定の電車の1時間前には駅に着く方が良いでしょう。
2.トレド到着 1日観光ツアーに申し込む
トレド駅の待合室 |
トレドの駅舎に着いたら、駅構内に観光デスクがあります。
その窓口で1日観光パスが購入可能です。
私が購入したのはトレドパス(リンクはこちら)で、レッドリスト( 20€)を買いました。内容としては…
- トレド郊外の丘から旧市街を見下ろせるバスツアー
- 10以上の観光名所の入場パス ※大聖堂(8€)の入場料は含まれていない!
- 城壁へのガイドツアー
歩いて行く場合は往復を考えると所要1時間くらいを見込んだ方が良さそうです。
トレドパスを売っている窓口(写真は夕方なので閉まっています) |
レッド20€のトレドパス |
トレドカードのパック1(20€)はトレド大聖堂のガイドツアーが含まれています。その代わりにトレド眺望バスツアーは含まれていないみたい。うーん、トレドパスとどっちもどっちかな?
パック2(48€)は大聖堂入場料が含まれず、トレド眺望バスツアーと高速列車の往復料金が含まれています。トレドパス+電車往復チケットを買ったほうが安いかな?
パック3は(56€)は大聖堂、バスツアー、高速列車往復が入っています。これは割高ですね。
ただ高速列車AVANTは朝の時間帯など売り切れが多いと聞いたので事前にカードで時間が決まっていれば安心、という利点はありそうです。
このカード、ネットでも買えそうですがどうやって現物を入手できるのかわからないので、マドリードの大きな駅窓口や観光案内所で事前に聞いてみるのが良いと思います。
続編『マドリードからトレドへ日帰り旅行2 ー トレド観光編』ではトレドの見どころを紹介していますのでぜひぜひご覧ください♪